「アプリを作りたいけど、プログラミングは難しそう…」
「いつか勉強しようと思って、気づけば1年が過ぎていた」
そんなあなたに朗報です。
いまはノーコードツールを使えば、まったくの初心者でも、アプリを3日で形にできます。
本記事では、完全初心者が**「学習アプリ」をノーコードで作るためのステップを、Day1〜Day3で分けて解説**します。
作るのは、以下のようなシンプルなアプリです:
- 単語や用語を登録できる
- クイズ形式で復習できる
- 日々の達成状況を見える化できる
この記事を読み終えるころには、あなたも**“アプリ開発した人”**になっているはずです。
なぜノーコード? いま選ばれる理由
アプリ開発=プログラミング、という時代は終わりつつあります。
「bolt new」「Glide」「Adalo」などのノーコードツールは、ドラッグ&ドロップ操作でアプリを作れる環境を提供しており、いまや企業のプロトタイピングにも使われています。
その中でも今回使うのは、初心者に優しい設計と、無料で始められる「bolt new」。(無料は制限あり)
このツールの強みは、以下の3点です:
- アカウント登録だけですぐ始められる
- スマホでも見栄えのいいUIが作れる
“初めて作るアプリ”に最適な環境と言っていいでしょう。
Day1:構想を固める(アプリ開発は「設計」で8割決まる)
最初にすべきことは「設計」です。といっても、難しく考える必要はありません。
以下の3つを紙やメモ帳で書き出しましょう。
- 誰のためのアプリ?(例:英単語を覚えたい高校生)
- どんな機能が必要?(例:単語登録/4択クイズ/進捗確認)
- どの画面が必要?(例:ホーム/登録ページ/クイズページ/履歴)
このとき意識してほしいのが、「まず使ってみたくなる」最低限の構成に絞ること。
いきなり完璧を目指すより、「使えるミニマムアプリを早く作る」ことが成功体験になります。
Day1後半:bolt newで作成開始
構想がまとまったら、いよいよbolt newの出番です。
以下の手順で進めましょう。
- bolt.newにログインし、プロンプトを入力
- どのようなアプリを作成してほしいか詳しくプロンプトを入力します(最初は、簡単でよい。機能は後から追加してもよい)
- chatgptにプロンプトを考えてもらうのもあり
画面上では、プレビューや実際にコードを書き換えることもできます。
ここまで終われば、もう“アプリ開発者”の仲間入りです。
【Day2:学習アプリの“心臓部”を作る 】
アプリの本質は「見た目」より「中身」
前回は画面設計まで進みましたが、アプリが“動く”ためには中身、つまりデータ構造とロジックの設計が必要です。
この工程は初心者が怖がりがちですが、bolt newを使えば、直感的な操作でデータベースが作れます。
今回作る学習アプリには、以下の2つのデータ構造が必要です:
- 単語やフレーズなどの「学習アイテム」
- 学習履歴(復習した日、正答率など)
Bolt.new では Supabase と連携することで、以下のような機能を扱うことができるので、とても便利かつ開発効率が爆上がりします。
- SQLベースのデータベース
- ユーザー認証(ログイン・会員登録)
- リアルタイム同期(変更の即時反映)
これらをボタンひとつでセットアップ可能で、開発作業を大幅に効率化できます。
SQLベースのデータベースの機能を使うことで実現可能です。
【Day3:アプリを磨き、公開し、改善する】
見た目が使いやすさを決める
アプリの機能が完成したら、最後に取り組むのがデザインとユーザー体験(UX)の向上です。
ノーコードツールで作ると、UIがそこそこ整っているとはいえ、**「もう一歩の使いやすさ」**が重要になります。
以下のようなポイントを見直してみましょう:
- フォントや色が一貫しているか?
- ボタンの大きさや配置に無理がないか?
- クイズの結果がすぐにフィードバックされているか?
- 登録した単語がすぐ反映されるか?
たとえば、クイズ画面の正解・不正解の結果を色付きで表示したり、アニメーションを加えるだけでも印象はグッと良くなります。
アプリを公開してみよう
bolt newでは、完成したアプリをすぐに公開できます。公開手順は、公式サイトやネット上に情報があるので、できると思います。本記事では、割愛させていただきます。
ここで大事なのは、フィードバックを受け取ることです。
「ちょっと使いづらいかも」「登録画面の文字数が足りない」など、ユーザーの声から学ぶ姿勢を持つことが、開発者としての第一歩です。
最後に:3日で作って3ヶ月改善しよう
「3日でアプリを作る」という体験は、“0→1”の壁を越える最速ルートです。
でも本当に大切なのは、「作ったあとにどう改善していくか」です。
改善のネタは、あなたの体験から見つかります:
- 登録数が増えてくると、タグ検索機能がほしくなる
- クイズの難易度設定を追加したくなる
- 友人と単語をシェアできる機能をつけたくなる
こうしたリアルな不満やアイデアを、アプリに反映していくことが学びになるのです。
この経験が、あなたの次のアプリ開発につながります。
🎯まとめ:誰でも「作れる時代」はもう来ている
プログラミング未経験でも、ノーコードツールを使えば
3日で「自分だけのアプリ」を持つことができます。
アプリ開発は、スキルではなく「やるかどうか」から始まる時代です。
あなたも今日から、「学ぶ」だけでなく「作る」側へ。
学習アプリは、自分自身への最高の教材になります。
最初の一歩を踏み出したあなたに、拍手を。
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